関西方面に出かけるときはいつも京都ばかりなので、今回は奈良の魅力を見つけようと思い調べていると、「大神神社」という興味深い神社を見つけました。検索すると「日本最古の神社」や「最強のパワースポット」など、気になるキーワードがたくさん❕当初予定していた奈良市内の観光をやめ、大神神社がある三輪駅へ向かいました。
三輪駅は奈良駅からJR桜井線に乗って30分ほどのところにあります🚃
▲三輪駅
三輪駅から5分ほど歩くと大神神社に到着します。
▲大神神社 二の鳥居
▲大神神社への参道
大神神社は、国造りの神様「大物主大神」をご祭神として祀っており、ご祭神が三輪山に鎮まるために三輪山へ祈りを捧げてきました。このように神様を祀る様子が神社の社殿が成立する前から伝えられたことで、大神神社は日本最古の神社であるといわれているそうです。
▲大神神社
大神神社はパワースポットとしても有名です。以前、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが強力なパワースポットとして紹介したのが、御神体である三輪山です✨
三輪山への登拝には、摂社の狭井神社での受付が必要となります。
▲狭井神社 鳥居
狭井神社には神水の井戸があり、この井戸から湧き出る水は昔から「薬水」と言われ、どんな病気も治ると言われていたそうです✨
▲狭井神社
大神神社から狭井神社に向かう道の途中には、「くすり道」という参道があり、薬業関係者からの奉納品が納めされています。
▲くすり道
三輪山は古くから神様が鎮まる神聖な場所として入山が許されなかったのですが、現在は登拝料を収めれば入山することができます。
ただし❕入山にはいくつかのルールがあります。水分補給以外の飲食、火気(タバコなど)の使用、カメラ等での撮影は禁止されています。また、受付時間が9時~14時までと決められており、16時までには下山をしないといけません。(大神神社のホームページに詳細が記載されています。)
▲三輪山 登拝口
三輪山への登拝は、観光や登山が目的ではなく「お参り」が目的であるということを、十分心に刻んで入山しなければいけません❕
実際に入山してみると、美しい自然を感じる山道があったり、薄暗く険しい山道があったりといろいろな景色の中を歩いていくのですが、山中は本当に清々しく、神聖な場所であるということを深く感じました。
ちなみに、三輪山の登拝では不思議な体験をした人も少なくなく、検索すると登拝された方のいろいろな体験談が出てきます💻
無事、登拝を終えた後は久延彦神社へ向かいました。久延彦神社へ向かう途中には、桜井市を一望できる展望台があり、大神神社の大鳥居も見ることができます。
▲展望台
久延彦神社は学業の守護神、知恵の大神だそうです。学業成就などのお願い事が描かれた「願掛け絵馬」がたくさんありました。
▲久延彦神社
この地域の特産品は「三輪そうめん」。三輪山への登拝後の空腹に、とても染み渡る美味しさでした。
▲三輪そうめん
また、三輪は日本酒とも縁がある土地です。三輪山の杉は、「万葉集」など多くの歌集に詠われ、神聖なものとされていました。
後に、三輪の杉で作られた「杉玉」が酒蔵の軒先に飾られるようになったそうです。今でも、今西酒造という酒蔵がこの地で酒造りをしています。
▲今西酒造
いつも京都ばかりにいるので、今回は奈良にも足をのばしてみたのですが、奈良の奥深さをつくづく実感しました。都があっただけあり、歴史と文化の重みが違います。
また機会を見つけて訪れた際は、酒蔵見学などもしてみたいと思います🎵
【参考】
▲大神神社ホームページ
▲今西酒造
▲桜井市ホームページ
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